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青島クッキープロジェクト(仮) #29 開発秘話

Hello world!
私たちは青島クッキープロジェクト(仮)です。
宮崎 青島の新しいお土産品となるAOSHIMA CRAFT COOKIE を作っています♪

青島クラフトクッキー、ゼロからイチへの挑戦。
こちらの投稿では、パティシエの職人魂、絶望、涙…青島クッキーに関わるすべての『ドラマ』を公開していきます!

AOSHIMA CRAFT COOKIE POP UP 情報

7月12日(土)・13日(日)
ムラサキスポーツ宮崎青島店1周年記念イベント

日付:📅 2025年7月12日(土)・13日(日)
時間:12:00〜売切次第終了
場所:📍ムラサキスポーツ宮崎青島店 正面入口
内容:🎁 「ムラスポカラークッキー販売💜💛」
ムラスポ1周年イベント特別限定コラボ!
各日30枚限定・売切れ次第終了!

– 2DAYS SPECIALS –

  • 1〜30ナンバリングタグ付
  • AOSHIMAステッカー付
  • ムラスポステッカー2枚付
  • 珈琲紫コーヒー1杯プレゼント
  • ¥1,000(税抜)

ムラスポ宮崎青島店 × 青島クラフトクッキーコラボ

イベント詳細


【開発秘話】青島クラフトクッキー×ムラスポ、奇跡のコラボクッキーが生まれるまで。

この夏、大きな話題を呼んでいる「青島クラフトクッキー」とサーフ&スポーツの聖地「ムラサキスポーツ宮崎青島店」様のコラボレーション。7月12日・13日に迎える1周年に、更なる地域活性のためと、お申し込みをいただきました。

鮮やかなムラサキ色×黄色 ツートンのブランドカラーが目を引く「ムラスポカラークッキー」

「かわいい!」「絶対に欲しい!」
そんな声がたくさん届いているこのクッキーですが、一人のパティシエの涙ぐましい努力の末に誕生したことをここに記します。

はじまりは一言のアイディア

ムラスポさん1周年記念の特別な紫と黄色の、ムラスポカラーのクッキー作れないかな?今思えば、そんな一言の突跋的なアイディアから、パティシエの挑戦が始まりました。

1番最初に試作したクッキー

すぐに最初の壁が立ちはだかります。

  • 焼くことで、色が落ちる。
  • 紫の生地と、黄色の生地のツートンにするためにしっかり混ぜ込まないと、ひび割れが生じる
  • ただ整形する時にしっかりこねると、焼くときに生地が膨らんでしまう。

ムラスポさんとの初期のお話では、プレーンの青島クラフトクッキーに、お申し込みをいただいておりました。このムラスポカラークッキーは、“特別感が出る” ”こんなの見た事ない” ”1周年記念” にならないかということで、私たちの方から、ご提案をさせていただきました。

パッケージングして、サンプルをお持ちしたり、インスタグラムでプレーンとカラー、どっちが好き?などアンケートも実施しました。アンケート結果はプレーン:0%・カラークッキー:100%でした。

プレーンと比べていただき、お店のスタッフみなさんで考えていただいた結果、こちらのムラサキカラークッキーで行こう!と、お選びいただきました。

「カラークッキー、ちょっとヒビっぽいのが目立っちゃうな…」

プロジェクトメンバーから共有された写真には、表面に細かなひび割れが入った1番最初の試作品。製造から約3週間後のクッキー。

「ごめんなさい!これは色を見るためのテスト生地で…」パティシエはそう説明してくれましたが、彼女自身、すでに課題を認識していました。美しい模様を出すには、生地をこねすぎると色が混ざりすぎてしまう。しかし、こね方が足りないと生地はまとまらない。練れば練るほど色が混ざるからあまり、こねれない。さらに、作業性を上げるための「打ち粉」が、乾燥を招きひび割れの原因になることも…。

「改善してみます!」
「みんなでブラッシュアップしていこう!」

運搬時やパッケージングする時も、できる限りクッキーには手を触れないようにしないと、粉が出たり、フィルムにクッキーが付いてしまい、綺麗に見えなくなってしまう。チーム全体で創意工夫するべき点が多く出されました。

「絶望した試作2回目」— 色の再現性との闘い

色々反省点を踏まえて、前回より更にパワーアップ!するはずだったんですが、次にパティシエを苦しめたのは、焼き菓子ならではの最も困難な課題、「色の再現性」でした。

ムラサキスポーツ様の鮮やかな紫を出すため、赤と青の色粉を絶妙なバランスで配合するのですが、何度焼いても、熱で色が飛んでしまい、イメージ通りの鮮やかな紫色にならないのです。

「生焼けは食中毒のリスクがあるから絶対に避けたい。でも、しっかり焼くと色がくすんでしまう…」

そのギリギリのラインを探り、パティシエはオーブンと向き合い続けてくれました。
ある日の夜、LINEに送られてきたのは、悲痛なメッセージでした。
「すみません、やり直しますのでもう少しお時間頂けますか?なんだかうまくいかない自分に嫌気が差していた所です…」

彼女が一人で抱え込んでしまっていたプレッシャー、そして職人としての感覚。プライドと葛藤。一枚の甘いはずのクッキーの裏側には、苦い試行錯誤がありました。

私たちの会話
プロジェクトY:「色が飛ぶ、生焼け問題、その絶妙なラインで焼いていただいてること!伝わってきます!」
プロジェクトA:「あなたの作るものが、私たちにとっての最高のクオリティ!」
パティシエ:「お2人の優しさに救われました。素敵なクッキー作りましょう!」

逆転の一手!「奇跡のムラサキ」

パティシエは諦めませんでした。
「食用カラーパウダーで調整しているから混ざり合わないのかも。次は溶かしてやってみます!」

試行錯誤の末、彼女はついに、完璧な色の出し方と焼き加減の最適解を導き出したのです。

「クッキーやけました^ ^ 問題解決!!」

その一言と共にLINEに投稿された写真を見て、私たちは息をのみました。そこに並んでいたのは、私たちが夢にまで見た、あの鮮やかな紫色×黄色の「ムラスポカラー」のクッキーでした。

「ぎゃーすごい!」「凄すぎる!!」
チームのグループLINEは、称賛と感動の嵐。

青島クッキープロジェクトのパティシエは、職人です。プロ中のプロ。妥協を一切許さない彼女の気持ちには脱帽です。感謝と尊敬しかない。

コラボクッキープロジェクト

このプロジェクトは、私たちにとっても大きな挑戦でした。特注品ゆえに発生するロスの問題。人の手で作るからこそ生まれる想定外との闘い。

よいものを作るためには、楽しいことばかりではありません。厳しい現実からも目を背けず、チーム全員で向き合い、支え合おう。この一件を通して、私たちの絆はより一層、強くなりました。

コラボ先の企業様と一緒に作る青島クラフトクッキーは、単なる商品ではなく「THIS ISAOSHIMA!」スタイルを具現化した初のコンテンツです。オンリーワンの存在でいよう。そう決めました。

私たちのクッキーは、工場生産のクッキーとはまったくもって別物。当たり前かのようになっていますが、パッケージのお土産品って、どれも本当に美味しくて、安いですよね。もちろんそれらの商品へのリスペクトは大きいです。だって私たちにはできない。
でも私たちにしかないのが、職人の”手”で作る、この世に1枚しかない、手仕込みのクラフトクッキー。

パッケージ準備中

🍪 AOSHIMA CRAFT COOKIE POP UP 出店情報

📅 2025年7月12日(土)・13日(日)
🕐 12:00〜売切次第終了
📍ムラサキスポーツ宮崎青島店店 正面入口
🎁 ムラスポコラボ限定「ムラスポカラークッキー」
💡 各日30枚限定・売切れ次第終了!


クッキーを通して、青島の思い出を持ち帰ってほしい。
そしてまた、青島に帰ってきてくれたら。
それが、私たちのいちばんの願いです。

👉最新情報はインスタでも発信中
@aoshimacookieをチェック🌴🍪


青島クラフトクッキーテストマーケティング(試験販売)ポップアップストアの足跡

  • 2025年ゴールデンウィーク
    →クッキー型を入稿したが、差し戻しにより、間に合わず見送り
  • 2025年5月16日(金):青島の参道でポップアップストアを出す
    →事前予約にて完売御礼
  • 2025年5月17日(土)・18日(日) 10時~16時:サーファーズフリーマーケット2025(木崎浜)
    →雨のため、イベントが中止となりました
  • 2025年5月25日(日) 10時~17時:みやざきマンゴーパラダイス2025 (アミュひろば)
    →事前予約・ご用意分ともに完売御礼
  • 6月21日(土)・22日(日)12:00〜 – 青島ビーチパーク
    →初代クッキーガールChie from HAWAIIと鶴木智子 鶴麹代表 ズボラ腸活美肌アドバイザーにご一緒

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\フォロミー/


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宮崎 青島の新しいお土産品AOSHIMA CRAFT COOKIE
▶︎▶︎2025年夏の販売を目指して爆走中
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